当喫茶の連載企画、初マタさんのための(もちろん第2子以降も役に立つ)必要最低限の出産準備ジャッジはお読みいただけてますでしょうか?まだの方はこちらから【ベビーケア編】をどうぞ。
この記事の中で、鼻吸い器は「産前に買う」or「産後に買う」とジャッジしたママが半数未満、「場合による」と答えたママが過半数だったにも関わらず、意外と所持率が高いアイテムでした。なんと9名中8名がなんらかの鼻吸い器を使ったことがあることが判明。
持ってる
持ってない
それもそのはず、赤ちゃんは鼻がかめませんし、上手に鼻がかめるようになるまでは、幼児になっても大人が鼻水を取ってあげなくちゃいけないんです。かくいう私も、3歳半も過ぎた娘の鼻水をまだ取っております。
そう、鼻吸い器はAmazonや楽天市場などの大手通販サイトや、ベビー用品店で購入できるので、必要になってから買っても遅くないアイテムです。ただ、鼻吸い器って多種多様で値段もピンきり、果たしてどれを選べば失敗しないのか……とは思いますよね。
おおまかに分類すると鼻吸い器の種類は以下の通りですが、
- 手動式(非電動式)
・大人が口で吸うタイプ
・手動ポンプ式 - 電動式
・手軽なハンディ型
・パワフルな据え置き型
この記事ではママたちが実際に使ったことのある鼻吸い器を、ランキング&口コミで詳しく紹介していきますね!
鼻吸い器選びに役立てていただけると嬉しいです😇
メンバーが持っている鼻水吸引器人気ランキング
続いて、ママたちが実際に使ったことのある鼻吸い器を、ランキング形式で紹介していきますね。
1位:ママ鼻水トッテ(手動式)
1位に輝いたママ鼻水トッテは、大人が口で吸う鼻吸い器で、経路の途中にあるトラップに鼻水がたまる構造になっています。
喫茶では9名中5名が使った経験がありました。
2位:ベビースマイル(電動式/ハンディ型)
ベビースマイルは電動式(ハンディ型)の鼻水吸引器です。
- 最大吸引圧:-60kPa±15%
- サイズ/重量:201.5×42.5×42.5mm、195g(電池別)
- 電源:電池式(単3乾電池2本)
サイズや重量が持ち運びに便利で、さらに単3乾電池2本で動作する手軽さながら、最大吸引圧は据え置き型の約75%程度。実勢価格4000円程度と、電動式の中ではかなりお手頃と言えましょう(2019年12月現在)
喫茶では9名中3名が使った経験がありました。
3位 鼻水キュートル(手動式)
鼻水キュートルは手動ポンプ式で、球をプッシュすると内部が減圧されて鼻水が吸い取られる仕組みです。
喫茶では9名中2名が使った経験がありました。
3位 メルシーポット(電動式/据え置き型)
メルシーポットは電動式(据え置き型)の鼻吸い器です。
- 最大吸引圧力:-83kPa±20%
- 排気流量:12L/min±20%
- サイズ/重量:235×90×160mm、約800g(付属品を合わせると1.02kg)
- 吸引ボトル容量:270mL
- 電源:AC電源
- その他の機能:ベビちゃんクリップ
電動式の据え置き型の中では珍しく圧力調整機能がない機種で、その分お値段は控えめ(12000円前後)。
喫茶では9名中2名が使った経験がありました。
※注:メルシーポットは2017年にリニューアルされており、喫茶メンバーの2名が使ったのはリニューアル前の旧型です。
4位:スマイルキュート(電動式/据置型)
スマイルキュートは電動式(据え置き型)の鼻吸い器です。
- 最大吸引圧力:-75kPa±10%
- 排気流量:15L/min±20%
- サイズ/重量:約246×94×217mm、約1.0kg
- 吸引ボトル容量:500mL
- 電源:AC電源(別売オプション:充電池)
- その他の機能:圧力調整ダイアル、鼻水トラップ、圧力計
目立った特徴は、鼻水トラップと圧力計、大型のタンクです。別売りの専用充電池を使えばコンセントがない場所でも使用できます。
喫茶では9名中1名が使った経験がありました。
※注:スマイルキュートは2018年にリニューアルされており、喫茶メンバーの1名が使ったのはリニューアル前の旧型です。
4位:エレノア(電動式/据え置き型)
エレノアは電動式(据え置き型)の鼻吸い器です。
- 最大吸引圧力:-80kPa±10%
- 排気流量:15L/min±20%
- サイズ/重量:約220×90×145mm、約960g
- 吸引ボトル容量:300mL
- 電源AC電源〔別売オプション:電池ボックス(アルカリ乾電池8本使用)〕
- その他の機能:圧力調整ダイアル、圧力計
こちらも圧力計がついています。別売りの専用電池ボックスを使えばコンセントがない場所でも使用できます。
喫茶では9名中1名が使った経験がありました。
ママ鼻水トッテ(手動式)の口コミ
これだけが原因だけじゃないと思うんやけど、旦那がこれを使うと絶対風邪引く。うつりやすいんやろうなとは思う。
けど、手動式はやっぱり安いのがいいよね!気軽に薬局で買えるし」
その後に次男が生まれたらアレルギーっ子で鼻水の出ない日はないような子だったんだけど、引き続きティッシュで取ってた。電動買おうか何度も迷いつつ、今さら買ってもなあと思って4歳まで来ちゃった。今はもう自分で鼻水拭いてるし、このままいけそう」
全体的に、息が続かなくてしんどいという口コミが多く、1日に何回も使う場合はママの負担が大きい印象です。これで大変だと感じるかどうかが、電動式購入の分かれ目かもしれません。
とは言え、お手頃価格であることは事実なので、鼻吸い器をお試しする場合の有力候補ではあります。
ベビースマイル(電動式/ハンディ型)の口コミ
エレノアよりゆっくり感あるけど鼻水は吸えるし、パーツの数が少なくて小さいから洗うのも楽で乾かす場所にも困らないけど、使ってもらえないと意味ないし。エレノアなら自主的に吸う娘が鼻吸い嫌いになるのは困るので、このまま封印で。モノは悪くないのにほんま残念」
だけど、新生児期は鼻のサイズが、ちっちゃい方のノズルではブカブカで吸わず、大きい方のノズルは入らず吸わない……と失敗の買い物したかもと思った。鼻の穴のサイズがフィットするようになった今は、気持ちいいぐらいに鼻水吸えるのでめちゃお世話になってます。最近は娘が鼻詰まったら自主的に使ってる」
1つ目の鼻吸い器として購入した場合や、手動の鼻吸い器から乗り換えた場合は満足の口コミが多いベビースマイル。
価格は4000円程度と比較的お手頃ですし、持ち運びに便利でお手入れも簡単なので、手動の鼻吸い器に不足を感じたときに考えてみてはどうでしょう。
鼻水キュートル(手動式)の口コミ
いざ使ってみると吸引部分と鼻の孔の間にスキマができてしまってうまく吸えなかったんよね。途中からコツをつかんで少し吸えるようになったけど、今はほとんど使ってなくて、吸引するときは私がママ鼻水トッテで吸ってる」
鼻水キュートルはやはり「口で吸わない」ことに魅力を感じて購入したママが多かったです。
こちらも手動式ならではのお手頃価格なので、鼻吸い器をお試しする場合の有力候補です。
メルシーポット(電動式/据え置き型)の口コミ
ランキングでも説明した通り、メルシーポットは2017年にリニューアルされ、現在手に入るものは新型です。主な違いは以下の通り。
従来型(S-502) | 新型(S-503) | |
---|---|---|
外観 | ||
サイズ | 幅約240mm×奥行き約85mm×高さ約174mm(突起部含まず) | 幅約235mm×奥行き約90mm×高さ約160mm(突起部含まず) |
吸引圧力 | -80kPa±15% | -83kPa±20% |
圧力調整 | 3段階 | - |
排気流量 | 15L/min±15% | 12L/min±20% |
その他の機能 | ー | ベビちゃんクリップ |
喫茶メンバーはみんな従来型ユーザーなので、まずは従来型の使用感を聞いてみました。
従来型メルシーポットS-502の口コミ
やはりパワーがあるだけ、満足の声が多い従来型メルシーポットですが、従来型は価格面ではやはり高いとの声が……
従来型ユーザーに聞いた!新型メルシーポットS-503の評判は?
2017年のリニューアル後に手に入る新型メルシーポットは、従来型に比べ、プライスダウンしたんです。パチパチパチ👏
リニューアルによる大きな変更点は、吸引圧力の調節ダイアルがなくなり、吸引パワーを溜められるベビちゃんクリップがついたこと。従来型ユーザーにはこの変更はどう映ったのか聞いてみました!
ただ、新型は従来型よりも高さは低くなったけれど幅が微妙に広くなったんですね(+1cm)我が家はメルシーポットの従来型をインスタで見かけた『無印のファイルボックスにふたつきで収納』しているんですけど、新型のサイズ感だとちょっとギリギリかもしれません。もし無印のファイルボックスに収納するならワイドタイプのファイルボックスの方が取り出ししやすいかと思います」
従来型1万5000円前後に対し新型1万2000円前後と、3000円の大幅プライスダウンはやはり従来型ユーザーの心をグッとつかんだようです。
というわけで、圧力調整ダイヤルを重視しないご家庭では、据置型では最安で手に入るお手頃モデルと言えるでしょう。
スマイルキュート(電動式/据置型)の口コミ
ランキングでも説明した通り、スマイルキュートは2018年にリニューアルされて現在は新型が販売されています。主な違いは以下の通り。
従来型(KS-500) | 新型(KS-501) | |
---|---|---|
外観 | ||
サイズ | W246×D94×H217mm | W246×D94×H217mm |
吸引圧力 | -80kPa±10% | -75kPa±10% |
排気流量 | 13L/min±20% | 15L/分±20% |
喫茶メンバーは従来型ユーザーなので、まずは従来型の使用感を聞いてみました。
従来型スマイルキュートKS-500の口コミ
「ダイヤル調整できて、目盛り確認しながら吸えるし、操作も難しくないので取扱説明書を読めばさくっと使えました。先端パーツに鼻水が溜まるので、吸い込みのたびに全部洗浄しないで済むのも確か。でも全部洗うとパーツ多いし、特にホースの乾きにくさが面倒で、使うのが億劫に……。
うちは子供2人とも鼻吸い苦手で大暴れするので、それも電動鼻吸い器を遠ざけちゃう理由。下はまだ抑え込めるけど、上の子は暴れると力も強いし、私のみぞおち蹴られて悶絶&激怒なんてこともあって、使うのに覚悟がいる。毎回バトルになるし、ちょっとした時に鼻水吸うだけならハンディタイプでもよかったなぁとも思うけど、子供2人とも鼻風邪をこじらせて自宅での鼻洗浄を指示されたこともあったので、結局据え置き型を手放せないのでした」
こちらは意外と使うのが億劫という声が……そう、据え置き型はパワーがある代わり、使用前後のお手入れが手間というデメリットがあります。
それでも、鼻洗浄などで大量に液体を吸い取りたい場合は据え置き型のパワーとタンクの大きさが必要です。
スマイルキュートのリニューアルは、圧力調節ダイアル、圧力計、鼻水トラップなどの機能はそのまま、ポンプのスペックが少し変わっていますが、従来型ユーザーにはこの変更はどう映ったのでしょうか?
従来型ユーザーに聞いた!新型スマイルキュートKS-501の評判は?
ダイヤルの位置などは変わりないので、使い勝手は変わりなさそうだけど、見た目が変わっただけならスマキューでないと!ってこだわりは特にないです」
と、クールなコメントいただきました。
なお、スマイルキュートは、圧力調整ダイヤルと圧力計が両方ついたものでは最安値なので、圧力を確認しながら慎重に吸いたいママにはよいと思われます。
エレノア(電動式/据え置き型)の口コミ
手前味噌ですみませんが、私TsumuRiは見た目がシンプルでよく吸うエレノアを溺愛しております。もちろん据え置き型共通のお手入れの手間は感じますが、それを差し引いても満足です。
まとめ:喫茶内で評判のよかったおすすめの鼻水吸引器は?
以上、ママ9人が持ち寄った鼻吸い器ランキングとそれぞれの鼻吸い器の口コミをお送りいたしました!
そうなんですよね……使った人数が多いという点では人気順のランキングですが、口コミを見て分かる通り、使った人が多いからおすすめとは到底言えません。
次回、この記事で紹介した鼻吸い器を比較して、真のおすすめを発表します!
また、メンバーが実際に使ったことのある鼻吸い器は楽天ROOMにレビューをまとめていますので、お買い物にお役立てください。
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