
この記事を読んでくださっている妊婦さんの中にも、これから迎える赤ちゃんとの生活が楽しみで心配で、ついつい出産準備品を買いすぎそうな方もいらっしゃるかもしれませんね。実は私たちもそうでした。
ところが!
実際に産んで育ててみたら、使わなかったものが想像以上に多くて後悔したメンバーが多いこと。
そこで当喫茶店では、

そんな想いから、初マタさんのための(もちろん第2子以降も役に立つ)出産準備リストぶったぎり企画を連載しています。

お布団編の今回も、参加した9人のママたちが、第1子の出産を控えたあの頃に戻ってやり直せるなら、要らないものは絶対に買わないぞ!という意気込みで、出産準備品リストに載っているベビーケアグッズを買うか買わないかばっさりジャッジします。

この記事でばっさりやられるアイテムたちは、もくじをご覧ください。
- 【結果発表】出産準備品として産前に用意したいベビー寝具
- そもそもベビー用の布団って本当に買う必要ある?買わない人いる?
- ベビー用寝具を用意するなら敷き布団だけは産前の用意がマスト!
- ベビー用掛け布団は意外と人気薄!季節を見極めるべし
- 布団を買うならベビー布団カバーやフィッティングシーツは必要
- 防水シーツは水分を含んだ汚れへの対策を重視する場合は必要
- キルトパッドはバスタオルでも代用できるから必要性は低め
- タオルケットはバスタオルで代用が定番!わざわざ買わないものの代表選手
- 毛布も代用品多し!余ったブランケットを探してみよう
- ベビー枕は不要!向きグセや頭の形が気になればドーナツ枕も検討すべし
- スリーパーは必要!布団から飛び出すようになるまでには購入すべし
- ベビー用寝具って結局セットで買う?単品で必要なものだけ選ぶのおすすめ?
- ベビーベッドの必要性は環境次第!迷うならレンタルがおすすめ
- 【お知らせ】他の出産準備品も続々判定中!
【結果発表】出産準備品として産前に用意したいベビー寝具
出産準備品として産前に購入したいベビー寝具は3つ
産前に用意するとの声が多かったアイテムがこちら。
- ベビー用敷き布団
- ベビー布団カバーまたはフィッティングシーツ
- 防水シーツ
産前に用意しても、全然使わずに後悔する可能性は低いのでご安心を。
モノによっては使い勝手が微妙だったという点でガッカリすることはあるかもしれませんので、その点は悪しからずご了承ください!
産後、様子を見てから購入を検討した方がよいベビー寝具
産前に用意すると答えたママは少なかったものの、必要と感じれば買い揃えていきたいアイテムがこちら。
- ベビー枕
- スリーパー
詳しくは各アイテムのコメントを見てくださいね。
買わなくていいかも?なベビー寝具
こちらはベビー寝具を用意すると回答したママたちをもってしても「④買わない」の判定が圧倒的に多かったアイテムです。
- ベビー用掛け布団
- キルトパッド
- タオルケット
- 毛布
- ベビーベッド
これらは代用品でまかなえたり、あまり使わなかったり、環境を選んだり……という実態がありました。詳細はコメントをご覧ください。
↓インスタ用に作ったまとめ画像も置いときます!

それでは、各アイテムごとの判定と、ママたちのコメントを紹介します。いつもながらに長いので、お時間の許すときにお付き合いいただければ嬉しいです。
そもそもベビー用の布団って本当に買う必要ある?買わない人いる?
いつもは結果発表直後に各アイテムのジャッジを紹介するこの企画、今回はちょっとだけ違います。
実は今回、


とか言い出したママたちがいたのです…
そこで、まずは夜寝る時のためにベビー寝具を買うか、買うならばいつ買うかをジャッジしてもらいました。
その結果…





①産前に買う




④買わない
なんと買わない派が半数近く!
マタニティ雑誌では、ベビー寝具は産前に用意するものとされていますが、買わないと回答したママたちはどうしちゃったんでしょうね……?
「ベビー布団は絶対いるだろうとセットで一式買っちゃったけど、これがまさかの大失敗の買い物となって心底後悔してる。…というのも、大人の布団で一緒に添い寝したほうが添い乳もできて楽だし、赤ちゃんも安心するのか良く寝ることに気づいたんだよね。ずっとそばで様子を見れる方が私も安心できたし、わずか1週間で全然使わなくなって、保育園用に使いたいと言ってくれた友達にあげました」
「あんなに時間をかけて悩んだのに、添い乳を味わってしまったら元には戻れませんでした。最初の頃は赤ちゃんを潰しちゃうのでは?と不安もありましたが、バスタオルで定位置を作ったら問題なかったです。最近は硬めのマットレスに買い替えたのもあって、次回があるなら買いません!」
「わが家は長男次男ともに、夜は大人と一緒の布団で寝ました。夫が子どもを潰しそうで怖かったので、常に私が真ん中で寝てたけどね😅 昼間はリビングにいたけど、そこではハイローチェアか長座布団を使ってたのでやっぱりお布団は買わずじまいでした」
「寝室以外で寝かしておくとき用に長座布団を買いました。専用のベビー布団であったり、一式セットのものは必要ないと思う」
買わない派のママたちは大人の布団で添い寝しても大丈夫と感じたようです。確かに、それならば要らないかもしれません。
一方で、買う派のママたちの意見を聞いてみると……
「大人用の布団は柔らかすぎてうつぶせになった時に窒息の恐れがあるというし、寝ている間に赤ちゃんを潰しそうで怖いから、少なくとも寝返りを打てるようになるまではベビー用の敷布団を使って、別々の布団に寝た方がいいと思う」
「ベビーベッドもベビー用布団だけの場合も添い寝もすべて経験したのですが、ゆくゆくは添い寝を考えていても最初はベビー用寝具は必要です!というのも、赤ちゃんの月齢が小さいうちはよく吐いたりおむつが漏れたりするので布団はすぐに汚れるし、大人の布団は柔らかすぎるといわれているので、ベビー用寝具は用意した方がいいと思います」
「いきなり大人と同じ布団っていうのはやっぱり無理じゃないかなぁ。うちは、ベビーベッド派だったから、必然的に一式用意しました。退院後すぐ使うので産前に買うよ」
「ベビー用の寝具は、身体が沈み込まないように硬い方がいいようなので何かしらは必要。骨格のためとかうつぶせになってしまったときに窒息しないようにとか…。それに私自身の寝相が悪くて、1枚の布団にベビーと添い寝するのは危険なので買います」
「まるっきり大人用で代用できるわけではないから、何かしらのベビー寝具は必要だと思う。わが家の場合は退院後すぐに添い寝したかったので、ファルスカのベッドインベッドを産前から買ってました。これは寝具扱い?」
マタニティ雑誌でご存知の方も多いと思いますが、生後間もない赤ちゃんは、顔に布団がかかったり、寝具に顔が埋まったりしても、自分では対処できない生き物です。また、大人用の敷き布団は柔らかすぎて沈み込むため、体温調節や未熟な骨格によくないという話も聞きます。
このあたりに不安を感じるなら、ベビー寝具を用意して別々に寝る方が安心して生活できると言えますね。
それでは、アイテムごとのジャッジの結果発表に移ります。
ベビー用寝具を用意するなら敷き布団だけは産前の用意がマスト!
まずはベビー用敷き布団。
ベビー用敷き布団は単にサイズが小さいだけではなく、身体が沈み込まないように大人用に比べ硬めに作られています。上のベビー布団は「固綿」と書かれていますよね。
小さくて軽いため、しょっちゅう干してカラっと保ちやすいのもよいところです。
9人のママたちのジャッジは、




①産前に買う

③場合による




④買わない
ひとつ上のジャッジ同様、まっぷたつに分かれました。
「そもそもベビー用敷き布団が必要なのは新生児~寝返りできるまでの時期なので、産前に用意します」
「退院したらすぐに必要になるものだし、カバーの水通しや乾燥をして清潔にしてあげたいので産前に買う」
ベビー用敷き布団を買うのであれば産前の購入がマストです。遅くとも退院するまでには使えるようにする必要がありますからね。
「我が家の場合はファルスカのベッドインベッドを買って親の布団で一緒に寝てたので……」
「わずか1週間で添い寝派になって使わなくなったくらいだから、やり直せるなら買わない。我が家の大人用マットレスはそんなに沈み込まないタイプで、購入したベビー式布団と比べてあまり密着感など変わらないようにも感じたので…。
ただ、今考えるとお祝いでいただいて使ってたせんべい座布団は結構フカフカなのに、あまり意識せず使ってしまってたので…お昼寝マットとしての購入なら可能性あるかも?」
「柔らかいマットレスや敷き布団の場合はあった方が安心かもしれません。環境によりけり、でしょうか」
買わない派でも、ベビー敷き布団を使わないことによるリスクをちょっとだけ心配しているのが印象的。心配ならば、敷き布団だけでも産前に購入するのがおすすめです。
ベビー用布団にはサイズが複数ありまして、大まかには約60×90cmのミニサイズと、約70×120cmのレギュラーサイズが一般的です。
ミニサイズはサイズアウトが早めですが(2歳頃には頭か足がはみ出る)、寝返りを覚える生後5~6ヶ月の時点で卒業する可能性もあるので、大きいから長く使えるとは言い切れません。
ベビー用掛け布団は意外と人気薄!季節を見極めるべし
次はベビー用掛け布団。
ベビー用は、呼吸や手足の運動を妨げないよう、軽く作られています。小さくて軽い分、しょっちゅう干してあげられるのもよいところです。
さてママたちの判定は?

③場合による








④買わない
えっ……ちょっとでも買う可能性を考えたの私だけ……?!
「敷き布団と同じく買うなら産前だと思うけど、予定日が初夏~夏ならまったく要らない気もする。春生まれの娘の場合、掛け布団を使った期間が春から初夏までの短期間だったし、秋になる頃には寝返りで大人の布団に侵入して寝るようになったから、掛け布団は夏に片付けてそのままになってしまい、ちょっともったいなかったかも」
「掛け布団もひざ掛けやバスタオルなどなどでどうにでもなると思う」
「ベビー用寝具一式を購入したから入ってたけど、掛け布団ってそんなに使ってない。冬もスリーパー+毛布にしてた。必要なかったなと思うけど、バラバラで買うより一式で買ったほうが楽だから…」
「全く出番なし!部屋は赤ちゃん仕様に暖かくしてるので、バスタオルで十分でした」
「掛け布団なんて一度も使いませんでした。冬生まれですがいつでも部屋がぽかぽかだったので、使う機会がなかったです」
「大人用掛け布団は重たそうだったので使わなかったけど、だからと言って代わりに子ども用を使うこともなかった。基本的に新生児と寝る部屋はあったかいし、ひざ掛けサイズの毛布をお腹から下にかけてるだけだったよ」
「家にブランケットやタオルケットなど余っていればベビー専用のものはいらない。夏はおくるみでもいい!」
見てください、持っていたけれど使わなかったという意見の多さ。
でも、さすがに春~夏生まれの子ばっかりでしょ?と思って聞いてみたところ、半数以上のママが秋~冬生まれの子を育てた経験ありという結果。
つまり、添い寝をせずにベビー布団に寝かせる場合でも、部屋を適温に保っていればベビー用掛け布団を用意する必要はないと言えそうです。
空調管理が行き届かず、部屋の温度が低すぎる場合は、ベビー用掛け布団で対策することは要検討です。
布団を買うならベビー布団カバーやフィッティングシーツは必要
布団を汚れから守るベビー布団カバー。
素材は綿100%が多く、大人用のシーツと同様のサラッとしたものから、ガーゼ素材の優しい肌触りのもの、オーガニックコットンなど素材や産地にこだわったものなどがあります。
敷き布団用には、大人用のボックスシーツと似た形状のフィッティングシーツもよく使われます。
フィッティングシーツにはファスナーがなく、開口部にぐるりとゴムが入っています。敷き布団を包むだけでセット完了するのが特徴。
さて、ママたちの判定は?




①産前に買う





④買わない
結果は予想どおりかと思いますが、ベビー布団を用意するママたちは布団と同じタイミングで用意するとのこと。
「布団セットにフィッティングシーツが入ってた。洗い替えは買わず。1日で乾くし、バスタオルで代用してる」
「布団を買うタイミングで一緒に用意するかな。枚数は掛け・敷き1枚ずつあればいいものだから、布団とセットになっていたらそれを使う。洗い替えまでは買わない」
「吐き戻しやおしっこウンチ漏れ対策で、防水シーツ、敷きパッド、フィッティングシーツなどは一式買う」
「敷き布団と同じタイミングで、安い方を1枚買います」
敷き布団カバーとフィッティングシーツはどちらを選べばいい?
敷き布団のカバーは、通常の敷き布団カバーと、かぶせるだけでセットできるフィッティングシーツの2種類があります。
そこで、布団カバーを用意すると答えたママにどちらがよいか聞いてみました。
「娘の時にベビー布団セットに入っていたフィッティングシーツを使ったんだけど、布団をたたむと変にボコってなるし、布団の下側はノーガードになるのがちょっと嫌だったから、布団カバーの方が好き。でもそこまで強いこだわりはないのでセットに入ってる方をなんとなく使うかな」
「どちらでもいいけど、ゴムで覆うタイプのほうが取り外しがしやすいのでフィッティングシーツかな?」
「布団セットに入ってたフィッティングシーツを使ったよ。」
「こだわりはないので、どっちでもいいです。安い方を1枚だけ買います(笑)」
聞いてみたものの、フィッティングシーツの方が取り外しやすいというメリットがある程度で、特にこだわりを持ってどちらかを用意するママはいませんでした。
防水シーツは水分を含んだ汚れへの対策を重視する場合は必要
ここからベビー寝具に特有のアイテムをいくつか紹介します。
防水シーツは、敷き布団を水分や汚れからガードするためのもの。
カバーを外した状態のベビー敷き布団に防水シーツを直接重ね、さらに、キルトパッドを載せて、最後に布団カバー(またはフィッティングシーツ)ですっぽり覆えばセット完了。

娘が赤ん坊の頃、頻回な吐乳に悩まされた私としては必須アイテムですが、みんなの判定は…





①産前に買う

③場合による



④買わない
最初にベビー寝具を買わないと回答したママの中にも、防水シーツだけは用意するという回答が見られたのが印象的。それもそのはず……
「吐く、おしっこやうんちが漏れるなんて日常茶飯事だから絶対に必要だと思う!それこそペットシーツで代用できそうだけど、どんどんズレてくるから防水シーツを買う。そんな高いものでもないし」
「これは絶対に必要!特に入院中に溢乳の多いベビーは要注意と思う。うちは本当に吐乳が酷い赤ん坊で、隣に敷いてた大人の布団にまで大量に吐かれて大惨事だったから、ベビー用のみならず大人の布団サイズの防水シーツも買いました。とりあえず産前にベビー用だけは用意して、大人の布団サイズのは産後に検討でいいと思う」
「よく吐いていたので、長座布団→防水シーツ→バスタオルの順で敷いてました」
「吐き戻しやおしっこ、ウンチ漏れ対策のため買います。うちの場合は、敷布団→防水シーツ→キルトパット→フィッティングシーツ→バスタオルの順で敷いてました。たいていはバスタオルをかえるだけで大丈夫やけど、たまに盛大なおしっこ漏れとかの時は防水シーツに助けられた」
「買います。我が家のベビー布団は下から敷布団→カバー→防水シーツ→大判のバスタオル方式です。カバーと防水シーツの順が普通とは逆なんですけど、頻繁にカバーを替えるのは
面倒大変なので我が家はこの方法ですね」
「一緒に寝てると吐乳やおむつの爆発が怖いので、子ども用サイズを買って子どもの下にだけ敷いてた。吐くか吐かないかは個人差があるし、生まれてからの様子を見て必要なら買います」
そう、みんな赤ちゃんが日々放出する様々な液状汚れに悩まされていたんです。産前に購入してもまったく使わないことはないでしょう。
ただ感じ方は個人差があり、防水シーツがなくても大丈夫と感じたママもいます。
「うちも吐いてたけど、赤ちゃんが寝るエリアに折りたたんだバスタオルを敷いて、フェイスタオルで枕も作ってたから布団を汚すことはなかったよ」
「産前に買ったファルスカのベッドインベッドについてきて、産後に買ったベビーベッドにもついてきて、持ってたから敷いてたけど、なければないで問題なかったので、あえて個別で購入しようとは思いません」
購入した寝具セットに防水シーツがついていない場合も、バスタオルなどでガードしてイケる!と確信できれば必要ないかもしれませんね。
なお、男の子のオムツをお布団の上で換える場合は、おむつ替え編でも紹介したように、必殺のおしっこ飛ばしのリスクもちょっとだけ考えておくとよいかもしれません。
キルトパッドはバスタオルでも代用できるから必要性は低め
キルトパッドは、汗や水分が布団本体に移る前に吸い取るためのものです。
先ほどの防水シーツは布団を守る最後の砦ですが、吸水性はいまいち。そこで、キルトパッドを上に敷いて機能を補完するんですね。

汗かきな上、様々な液体を放出するベビーには必須のように思えますが、判定は…?


①産前に買う







④買わない
同じ汚れ防止アイテムでも、こちらは買わない派が多い結果に。
「ベビーは汗かきだし吐乳がベビー布団に貫通したら悲劇だから産前に用意すると思う。バスタオルとかで代用できるかもしれないけど、あんまりふかふかしすぎない方がいいと思うし」
「防水シーツの上に直接シーツだと、なんとなく通気性が…?と気になったので敷いてました」
「セットに入ってたから使ってるけど、バスタオルで代用できると思う」
「大判のバスタオルで十分だと思うので買いません」
「うちの場合はオムツ爆発対策に敷いてた防水シートを使ってるうちは不要でした。夏はキルトタイプの大型フィッテングシーツを使ってるけど、家族全員が眠るためのもの。ベビー専用は買わないかな」
このように、感じ方にかなり差があり、吸水アイテムは必要だけどバスタオルで代用できると考えたママが多かったのです。
結果、セットに入っていればそれを使うという感じでした。
タオルケットはバスタオルで代用が定番!わざわざ買わないものの代表選手
次はベビー用のタオルケットです。
赤ちゃんらしくパステルカラーが可愛いものが多く、通販サイトの写真を眺めているだけでときめきますよね。
さて、みんなの判定は?

②産後に買う

③場合による







④買わない
買わない派が圧倒的ですね。
はい、バスタオルで代用派が圧倒的に多かったのがこのアイテム。
唯一「②産後に買う」と回答したsonic先生さえも、
「バスタオル、もしくは夏場ならガーゼタオルとかでOK。我が家が子供用のタオルケットを買ったのは3歳ごろです」
出産準備品としては買わない派でした……
実用品としては、本人がちゃんとしたものを欲しがるようになってからでも遅くありません。
とは言え。
「たしかに代用品はたくさんあるけど、可愛いベビー用がどうしても欲しくなったら買えばいいと思う!私はハンザムココアの6重ガーゼケットがお気に入り。けっこう温かいし、大きめのハーフサイズにしたから大人も腹掛けにできるし!」
可愛いデザインにときめいて買っちゃった派としては、ときめき優先で買ってもいいと思います(笑)

最後に、娘が通う保育園の0〜2歳児クラスの持ち物リストでも、タオルケットが「バスタオルでも可」という扱いだったことはお伝えしておきます……
毛布も代用品多し!余ったブランケットを探してみよう
続いてベビー用の毛布。
綿や化繊のような軽い素材を使用したり、いつでもバンザイで眠ってしまう赤ちゃんのお手手を覆えるよう片側がU字になっていたり、ベビー用に工夫された製品も見かけますね。
さて、みんなの判定は?

②産後に買う



③場合による





④買わない
結果を見る前にオチが読めた方が多いと思いますが、ベビー毛布も買わない派が圧倒的に多いアイテムです。
「自分が使ってた膝掛け(ペラペラじゃないやつ)が余ってたからそれで代用。なかったら、買ってたと思う」
「専用の毛布ではなくても、ブランケットとかがあればそれを使います。なければ買う」
「代用品があるとは思うけど、毛布が必要な時期になってベビー専用がどうしても欲しくなったら買うと思う。うちは実際、春生まれの娘に、小さい綿毛布を買ったけど、冬になる頃には娘が大人の布団に潜り込むようになったので、夜中はほぼ使わず、昼寝用になっちゃった」
「膝掛け毛布を使ったよ。うちにあるのは結構大きめで、ハーフケットに近いかも。今でも布団から抜け出したら応急処置的にひざ掛けをかけるようにしてる(もう重くて運べない)。気が付くと布団に戻ってるけど(笑)」
見ての通り、ひざ掛けやブランケットで代用する派が多いです!
唯一「②産後に買う」と言ったsonic先生も、
「生まれた時期によりますが、うちは秋生まれで毛布が必要な時期には添い寝に移行したので不要でした。なので産前には買いませんが、タオルケットと同じく3歳ごろに子供が専用のものをほしがったので子供用毛布を買いました」
またしても出産準備品としては買わない派…
こちらも、実用品としては本人が自分用を欲しがってからでも遅くないでしょう。

ベビー枕は不要!向きグセや頭の形が気になればドーナツ枕も検討すべし
次はベビー枕です。
シンプルな長方形のものから、真ん中にくぼみのついた向きグセ防止用ドーナツ枕までいろいろあります。
一般的には赤ちゃんに枕は不要といわれていますが、みんなの判定は?



③場合による






④買わない
一般的に言われているとおりの結果ですが、最初に「ベビー寝具自体買わない」と言い切った2名が意外と肯定派でした。
「息子がずーっと私のいる方を見る角度でねんねする子で、そのせいか後頭部が斜めになって形悪すぎの頭になってしまったので、最初から与えてあげればよかったとちょっと後悔してます。もしかしたら逆で、もともと頭の形が斜めだったから、その向きになっちゃってただけかもしれないけど(笑)。生まれてすぐから頭の形を日々チェックして、気になったら買ってあげると思う」
「わたしが右利きなのもあって、ベビーベッドに置いた赤ちゃんの頭の位置が毎回同じ。すると必然的に赤ちゃんも右しか向かなかったので(赤ちゃんは音や光の方へ顔を向ける説)、ドーナツまくらを購入しました。でも1ヶ月も使わなかったです」
「ベビー用枕って基本的にいらないんですが、頭の形が気になったのでドーナツ枕を買い足しました。産後の様子を見て、頭の形が気になるなら買ってもいいかも?ちなみにドーナツ枕の成功率(?)は1勝1敗で、上の子はドーナツ枕でも失敗したけど下の子は成功しました。ドーナツ枕を買ったからといって必ずしも頭の形が良くなるワケではないので注意」
少しでも買う可能性を考えたママたちは、向きグセや頭の形を気にした経験がありました。
一方で買わない派は……
「セットに付いてたけど、一度も使用せず」
「赤ちゃんは枕いらない説なかった?ベビー布団セットに枕もついてたけど、3歳まで一度も使わず、いつの間にか大人用の枕に頭のっけて寝てた。ベビー枕はぬいぐるみのお布団としてしか使ってない」
「お下がりでもらったので使ってみたけど、枕の上に頭が乗ってることがほぼなかった。ひどい時は、顔の上に乗っているという奇妙な光景も目にしたので使うのをやめました」
「ベビーベッド買った時に枕もついてきたけど、何回やっても枕から頭がずれてしまうので、1週間も使わずにお蔵入り。硬い敷布団なら問題ないだろー、と下の子も使いませんでした」
「特に必要性を感じないのでいらない。顔が埋もれて窒息したら怖いので使わないかな」
買わない派は、枕は必要なく、むしろ枕に埋もれる危険を避けたいと考えていました。
結論としては、向きグセや頭の形などが気になったら検討するとよいということです!
スリーパーは必要!布団から飛び出すようになるまでには購入すべし
スリーパーとは「着る寝具」。
子どもが布団からロケットのごとく飛び出したときの寝冷え防止に役立ちます。さて判定は…?








②産後に買う

③場合による
産後に購入するママが圧倒的です。
③場合によると答えた私としては、寝相のよい子どもなら要らないのではないか、と思うのですが、
「赤ちゃんが寝返りを始める時期以降、夜中に布団から飛び出していくようになれば必須。寝相のよい子なら要らないかも。うちは6畳の部屋の隅から隅まで転げ回り、部屋の隅で冷たくなってたから買わない選択肢はなかった。結局4歳になっても着せてる。2歳過ぎたら大人用のフリースベストでも代用は可能(脇が空くけど)」
「うちの子は寝相がすこぶる悪いので、寒い季節は特にスリーパーが欠かせません!夏も冷房が気になるときはガーゼ素材のものを着せてました。でも、新生児のうちはあまり動かないからお布団(掛け物)で大丈夫だし、産前から絶対に用意する必要はないかなと思うので産後に用意します」
「寝相のいい子供っているんですかね?いつ必要になるかは、子供によるから、布団蹴っ飛ばすようになってから買えばいいと思う!」
「お布団を何度かけても蹴っ飛ばすので必須です。お下がりでもらったパイル地のスリーパーを愛用してました」
「お布団かけてもすぐ剥ぐので、スリーパーは必須アイテムです。生まれた季節もあると思いますが、実際使うのは次の年というイメージなので産後で十分間に合います」
「足バタバタし始めるまではお布団蹴っ飛ばすこともほぼないので、産後に買います。夏ならパイル地、冬なら毛布素材など季節に合わせて選びます」
「子どもたち、布団をかけても足で蹴飛ばすので必須でした。ただ、買うのは動きが激しくなってからでOK。冬でも汗をかきやすいので素材はガーゼにしてました。寝てても脱ぎ着しやすいようにボタンで留める、完全に前後に分かれるタイプのスリーパーが使いやすかったです😊」
「子供ってホントに寝相が悪くて、寝返りができるようになってから、一回もちゃんと布団かぶって寝てるの見たことないwスリーパーがあれば、夜中に布団を直してあげる必要がないので、私も安心して眠れる。フリースで、足首くらいまであるようなのを使ってました!小2になった今でも全く布団かぶって眠らないから、スリーパーとは長い付き合いになると思うw」
「スリーパーは必ず買いますね。ただ春~夏生まれだとすぐにはいらないので、時期をみて買えばいいと思います。ちなみにうちは秋生まれだったので産後すぐは必要なかったですが、12月ごろには必要になり買いました」
子どもは圧倒的に寝相が悪い(喫茶調べ)
生まれて間もない時期は動けないので必要性は低いですが、足をバタバタするのが激しくなり、寝返りで布団からはみ出すようになれば、寒い季節のマストアイテムになると言えましょう。
スリーパーは乳児期から幼児期と長期間使うことから大きめを選びたくなりますが、安全面からは足首がしっかり出る長さのものが無難。赤ちゃんはスリーパーを着たままハイハイしたり歩いたりするので、長すぎるものを着せると裾を踏んづけて顔面から転ぶ恐れがあります。ベビーサイズでも2歳頃までは使えますのでご安心を。
寒い冬はフリースやダウンなど暖かな素材が安心ですが、春夏も使えるガーゼやパイルなど年中素材のものもあります。季節、赤ちゃんの性質(暑がりか寒がりか)、お手入れの手間など考えて選んでみてくださいね。
ベビー用寝具って結局セットで買う?単品で必要なものだけ選ぶのおすすめ?
ベビー寝具は、「ベビー布団○点セット」のようにセット販売されていることが多いです。
この記事で紹介したアイテムがフルセットになったものもあれば、敷き布団と掛け布団とカバー、枕に絞ったシンプルなセットも。さらに単品販売もあり、必要なものだけ選んで購入することも可能。
……いったいどう購入するのがベストなのか悩ましいですよね。
そこで今回のメンバーには、セット買いと単品購入のどちらがよいか聞いてみました。


①セットで買う


②単品で買う

③場合による




④そもそも買わない
買わない派を除くと、セット派と単品派が半々でした。
「バラバラに買うと割高な気がするから、なるべく使うものがたくさん入ってるセットを選んで買う」
「私は一通りのものを揃えておきたいし、いちいちアイテムが足りてるか確認しながら買うのもめんどうなので、全部入りのセットを買う。でも春夏生まれは掛け布団要らないかもしれないし、枕がセットなのがイマイチ納得いかない……」
「ファルスカのベッドインベッド、私の中ではかなり優秀アイテムで、また出産するなら買うと思う。これさえ買えば敷布団系の寝具は買わなくていいので、他は単品で揃えればコスパはいいと思うのよね。横幅ミチミチになるけど4カ月くらいまで使えるし、本当におすすめ!」
「単品で買います。うちはセットで買っちゃったけど、掛け布団とセットに入っていた枕(ドーナツ式ではないもの)、キルトパッドなど不要なものも入っていたので、必要なものだけを揃えればいいのではないかと思います。ただ、トータルで揃えた方が安いとかならそっちでもいいと思うので……要はお値段しだいですよね」
「敷布団、防水シーツ、キルトパット、フィッティングシーツだけほしいので、それらの合計金額が安い方を買います。セットで不要なものが入っていても、必要アイテムすべてを単品で買った方が高くなるならセットかな」
みんなの意見をまとめると、
- セット買い:ムダになるものも少しは出るけど、考える手間がなく、割安感あり
- 単品購入:アイテムをひとつひとつ吟味する手間はあるけどムダがない
ということです。
結局はお値段次第という意見もありましたが、価格は素材やブランドの影響も大きいので要注意。欲しいグレード、欲しいブランドで最安値となるパターンを探しましょう。
ベビーベッドの必要性は環境次第!迷うならレンタルがおすすめ
最後のアイテムはベビーベッド。
ベビー寝具というと、まず最初に可愛くアレンジされたベビーベッドのある風景を思い浮かべる方も多いと思いますが……


①産前に買う

③場合による






④買わない
判定はこのとおり、買わない派が圧倒的でした。
「1人目は特にいりません。場所とるだけだし、1年も使わないし、どうしても置きたくてもレンタルをおすすめしたいです」
「昼間のリビングではハイローチェア、夜は添い寝だったので、2歳差の2人目でも必要を感じなかった」
「床に寝かせるほうがお世話が楽だったので、準備したけどほぼ使わず。床に寝かせたくない時は、場所も移動できてコンパクトなハイローチェアの方が便利でした」
「わが家は寝室ではみんな布団で、赤ちゃんも布団で寝るので寝室ではいらない。リビングでもベビーベッドを置くスペースがないので買わないです」
「畳の部屋なので要らなかった」
「現在我が家はフローリングのみの戸建てに住んでいますが、それでもベビーベッドはいりません。フローリングに折り畳みのい草マットを敷けば、お布団も敷けていい感じですよ。フローリングでもお布団派で、ゆくゆくは添い寝するつもりなのでベビーベッドは不要です」
数少ない買う派の意見を聞いてみると、
「ベビーベッド記事でも答えたけど、実家にペットがいる環境で必要だった。不要の人もいるとは思うけど、環境や心理的状況をよく考えて検討するといいと思います!」
「リビングのちょい置き場として活躍してくれたので、折りたたみタイプのベビーベッドをまた買います。少しでも使用期間をのばせるように、サークルとしても使えるタイプがおすすめ」
「夜は一緒に寝るので必要ないけど、1人目の時は里帰りのリビング用に1ヶ月だけレンタルしたよ。冬の新潟でフローリングに寝かせるのはさすがに寒いかなと思ったので。でもハイローチェアで代用もできるかな」
「私も以前寒い地域に住んでいて、暖かくなる時期までの期間限定でベビーベッドを利用したことはあります。このときは期間限定だったこともあり、レンタルにしました。ベビーベッドは使わなくなる時期が早いと思うので、レンタルにして良かったなと思います」
ペットがいたり、フローリングが寒かったり、上の子がいたり……ベビーを守るためにベビーベッドが必要な場合は、ベビーベッドは必須です。
実は以前の記事でベビーベッドの必要性を熱く語ったことがあるメンバーたち。ベビーベッドの必要性をしっかり検討したい方には、こちらの記事もおすすめです↓
また、ベビーベッドが本当に必要な場合でも短期間で使わなくなる可能性が高いため、購入ではなくレンタル派が多いのも特徴的ですね。
お手軽なのは楽天市場などですが、価格にこだわるならば「ベビーベッド レンタル (市町村名)」でGoogle検索して、地域密着型のレンタル会社も検討してみてくださいね!送料もレンタル料も格安だったりしますので😊
【お知らせ】他の出産準備品も続々判定中!
育児雑誌やベビー用品店の出産準備品リストにあるベビー寝具が出揃ったところで、今回の【お布団&寝具編】はおしまいです。
必要との意見が多かったのがベビー用敷き布団、布団カバー、防水シーツだけだったことや、そもそもベビー寝具は要らない!との意見に、フルで揃える派の私TsumuRiはビックリでした…😅
総合判定が気になる方は最初の見出しに戻って確認くださいね(⇒戻る)
ママ喫茶では、他のカテゴリの出産準備品も続々と判定して記事化していますのでお楽しみに。
また、Instagram(@blogger_kissa)でもダイジェスト版をお送りしていますので、「一部でもいいから早く知りたい!」という方は、こちらもあわせてご覧ください。