次年度の新入園児募集が始まるのは、9月~11月。
そう、秋は翌年に幼稚園への入園を考えているママにとって、気合いの入る季節ともいえます。
あれこれ聞く「幼稚園選びのポイント」や「幼稚園選びの経験談」
どれを信じたらいいのか、わからない!!!
とお悩みのあなた。
今回は、どうやって幼稚園を選べばいいの?とお悩みのママを救うべく、幼稚園選びのリアルな実態をお伝えしたいと思います。
当記事では、喫茶メンバーの個人情報の特定を防ぐために一部匿名アイコンにてご紹介しています。また、匿名のキャラは一定の誰かを指しているわけではなく、ランダムに設定しております。
幼稚園選びで後悔したくなければ、早めの情報収集がポイント!
幼稚園は保育園と異なり、入園希望者の条件(点数)によってすべてが決まる世界ではありません。
いわゆる自由競争とも言えるでしょう。
入園手続きの流れ
一般的に
(説明会に出席)→願書配布→願書提出→面接→入園内定
となります。
願書をもらうために説明会への出席が義務という園もあれば、説明会はなし(個別に見学したければ対応します)という園もあるので、このへんは各園の入園手続きの流れを確認する必要があるでしょう。
また、願書提出も基本的に先着順で受け付けるところが多数。(このことから自由競争ともいえるのです)
ただ、願書を受け付けてもその後の入園面接で不合格になることもありますし、そもそも願書の受付順は関係ないという園も。
この辺は幼稚園によってかなり異なるので、希望する園の手続きに関する流れはなるべく早めに確認しておくことをおすすめします。
(※特定を避けるため、メンバーアイコンの一部を匿名にさせていただいております)
ちなみに、願書提出時に並ぶことを禁止する園もありますので、その点も含めて事前にご確認くださいね!
こうしたことから、幼稚園選びは念入りに情報収集をした上で決めるママも多いようです。
しかし、入園前にすべての事情を把握するのは難しいのが現実。
特に、第1子ですと(見学や園庭開放ではわからない)実際の園の様子といった点を把握しづらいですし、入園を優先して案内してもらえる、いわゆる「兄弟枠」がない分、やや不利な状況と言えるでしょう。
とはいうものの、具体的にいつ頃から情報収集を始めればいいの?と思いませんか?
そこで喫茶メンバーのママたちに「いつ頃から幼稚園探しを始めたのか?」聞いてみましたので、気になる方はこちらをどうぞ。
https://mama-kissa.com/?p=7655
幼稚園選びの決め手は教育内容?それとも親の都合?
まずは、幼稚園を選ぶ際の一般的な方法をみていきましょう。
- 通園可能な園をリストアップする
- 条件に合う園を絞り込んでいく
- 第一志望の園を決める
- 願書を提出する
この方法がオーソドックスなやり方だと思われます。
簡単なようで幼稚園選びをややこしくしているのは、②の「条件」ではないでしょうか?
だって幼稚園に希望する条件って、喫茶のみんなにひととおり聞いただけでも、こんなにピックアップされたんですよ…
園に求める条件リスト
- 園の教育方針が合うか?
- 保育内容
- 園の規模(少人数や大規模園など)
- 園行事の内容
- 課外のおけいこごと
- PTA活動
- 給食orお弁当
- 保育期間
- 保育時間
- 預かり保育の有無
- 保育料
- 園までの距離
- 駐車場の有無
- 通園バスの有無(バス代も)
- 制服or私服
こ、こんなにあるんです…!!
ということで、
- 子供への教育(子供の性格と幼稚園の教育方針は合いそうか?など)
- 親の都合(保護者への負担はどうか?)
この2つにわけて、幼稚園選びの条件を詳しく探っていくことにしましょう。
子供にどんな幼児教育をさせたいか?
そもそも、あなたは幼稚園にどういったイメージがありますか?
幼稚園=幼児教育をするところ=お勉強をするところ
というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
しかし、幼稚園で行われる幼児教育というのは、なにもお勉強のことだけではありません!
ここでいう幼児教育とは、幼児期に身につけたいしつけや生活をする上で基本的な行動のことをさします。
ただし、「幼稚園は幼児教育を行うところ」という点は一致しているものの、どういった教育方針で実施しているかは本当に園によりけりなのです。
したがって、「ここの幼稚園はどういった教育方針なのか?」について知ることは、幼稚園選びの重要なポイントと言えるでしょう。
そう、今回「幼稚園の選び方」を喫茶メンバーに聞いていくうちにわかったことがあります。
それは、みんながみんな「保育内容」を一番重視しているわけではないということ。
むしろ、他の条件を重視するママの方が多くいることがわかりました。
ということで、次は「教育方針以外で重視したいポイント」をみてみましょう。
幼稚園選びでは園の制度も決め手となる!
さて、幼稚園選びにあたって幼稚園の教育方針以外でも重視したいポイントを挙げてみたいと思います。
それは、保護者への負担はどうか?という点。
いくら幼稚園の教育方針に共感するからといっても、保護者への負担を無視しては入園してから大変です。
そのため、幼稚園の制度と保護者への負担とのバランスもよくよく検討することをおすすめします。
ちなみに、以前は入園料や保育料の違いも幼稚園選びでは重要でした。
しかし、2019年10月以降に幼児教育無償化が実施されます。
この幼児教育無償化によって、毎月の保育料は2.57万円までは補助が出ることになるのです。
また、通常、放課後の預かり保育は有償で実施している園も多いですが、保育の認定を受ければ補助の対象となります。
「幼稚園選びの決め手って何?」みんなのリアルな体験談を紹介
ところで、お子さんを幼稚園に通わせているママはいったいどういった基準で今の園に決めたのでしょうか?
喫茶メンバーに聞いてみました。
幼稚園選びで決め手となった点
「近所のママさんの評判だけでなく、ネットでもめちゃくちゃ評判が良かった。あとは(お弁当ではなく)給食あり・預かり保育あり・イベントが充実・課外の習い事が魅力・送迎が必要な時は車OK(駐車場あり)・制服が可愛い♡etc.いろいろあるけれど、PTAがないこと!これ、すごく大事で、PTAないって聞いて即決だった。友達のPTA話を聞いて恐怖しかなかったから…。あとはバスが家の前に来ることも決め手かな。実際、バス通園は本当にすごく楽。毎日送迎しているママたちすごいと思う」
この喫茶での話をもとに、実際に幼稚園選びを行ったてるこまさん。
後日談
最近、第2子をご出産されたてるこまさん。
上のお子さんの幼稚園が決まりました!というご報告を受けたので、インタビューしてきましたよ!
幼稚園選びで妥協した点
希望する園が重視する点をすべて満たしているならいいのですが、現実問題、通園可能な範囲で満点という園は、そうなかなか見つからないことも多いでしょう。
そこで、喫茶メンバーに幼稚園選びで妥協した点があったかどうか?聞いてみました。
幼稚園選びの失敗談も聞いてみた。入園後に判明した「思っていたのと違ったこと」
どれだけ事前に情報収集した上で第一志望の幼稚園を決めたとしても、「思ってたのとちょっと違うな…?」という、いわゆるミスマッチが起こる可能性もあります。
念入りに情報収集した上で決めた通園先。
それでも「思っていたのと違う…」というのはあるにはあるそう。(実際にそういった声も聞こえてきました)
ということで、ぶっちゃけ「思っていたのと違う…」というポイントがあるママに実際に聞いてみました。
情報収集はネットより口コミの方がいいことも!入園前に幼稚園の実態を調べる方法
入園後に「思ってたのと違うな~」という、いわゆるマッチングのズレを防ぐためには、入園前に園に関するリサーチが欠かせません。
そこで、喫茶メンバーのみんなにどういった方法で調べたか聞いてみたところ、
- 公園や支援センターで情報収集する
- プレや園庭開放に参加する
- 問い合わせ時の電話対応を確認する
この3つの方法が挙がりました。
公園や支援センターで情報収集する
プレや園庭開放に参加する
問い合わせ時の電話対応を確認する
電話対応から先生の雰囲気まで、みなさん本当に細かいところまでチェックしています。
やはりこういった面からも、ネットからのリサーチだけではなく、実際に問い合わせしてみたり見学する必要があるのでしょう。
まとめ「後悔しない幼稚園選びを!」
保育園だと希望の園を選んでも、点数や順番によって第1希望の園へ入園できないことはよくある話。
しかし、幼稚園だと良くも悪くも(!)「自由競争」です。
希望する園へは、(自治体を通すのではなく)自分たちで願書を提出する必要があり、面接等を通して合否が決定します。
そのため、第一希望はどこの幼稚園にするか?は重要といえましょう。
ただ、入園してから「なんか違う?」というマッチングミスも実はあったりします。
もし幼稚園との相性が合わないようなら、転園するといった選択肢も残されてはいるものの、転園は親子ともども大変。
できれば幼稚園選びの段階でお子さんに合う幼稚園を選びたいですよね。