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喫茶で防災の話をしていたら…北海道胆振東部地震で初めて被災した体験談

喫茶で防災の話をしていたら…北海道胆振東部地震で初めて被災した体験談暮らし

防災?なにそれ美味しいの?と、のほほんと生きていたら、うっかり被災しました、ちょこみすです、こんにちは!

2018年9月6日に発生した、北海道胆振東部地震から早いものでもうすぐ3か月。

わたしは当時、札幌市内で震度5の揺れと約2日間の大規模停電を経験しました。防災意識ゼロ、我が家には懐中電灯さえなく、生後10か月の赤子を抱えての被災でしたが、幸運にもそれほど不便なく生活することができました。

その理由は、なんと…!地震発生の数日前に、ママ喫茶ぽてこ内で防災についてトークをしていて、いつもよりも少しだけ災害への意識が高かったのです!!!もう本当に、タイムリーな被災でした(嬉しくないけど!)

今年は地震のほかにも台風や洪水など災害の多い1年でしたが、みなさんそろそろ、防災意識を忘れがちになっている頃じゃありませんか?

そこでこの記事では、防災記事シリーズ第1弾として、喫茶内で交わされていた雑談をまとめてみました。

これを読んで、すこしでも防災意識を忘れずに過ごしてくださいね!もちろん、わたしも!

※ちょこみすは札幌市内で被災しましたが、幸い停電以外は怪我ひとつなく、無事でした。市内でも一部地域、また震源地近くの地域ではより甚大な被害があり、現在も避難中の方々が多くいらっしゃるかと思います。被災されたすべての方が、一日でも早く日常に戻れるようにお祈りしております。

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胆振東部地震の前、こんな話をしてました

防災って意識してる?

喫茶ぽてこにて

ちょこみす

「喫茶で話してて思ったんだけど、みんな防災についてすごく考えて家買ってるんだね。ぽてこさんとか、防災のこと考えて太陽光パネル設置するんでしょ?うちなんて災害用備蓄、辛うじて水があるだけで、懐中電灯すらないよw札幌ってあんまり地震ないし、我が家は川の氾濫も大丈夫そう。でもこの油断がダメなんだよね…防災についてきちんと考えないとなあ」

あいあい

「富山も地震全然ないんだよねぇ…。だから、防災意識低い。最近、流石にまずいよなぁーと思って、カタログギフトもらったときに防災用グッズ選んだから、最低限のものはセットで用意したけど」

ぽてこ

信っっっじられない!直下型だったら日本全国いつどこで起きてもおかしくないし、北海道でも大きな震源あるとか聞くよ…?!地震はほんっっっとに怖いから、子持ちなんやし今すぐ見直して!!!(鬼の形相)」

sonic

「揺れはなんとかなるかもしれないですけど、冬の時期にライフライン止まったらどうしよう?子どもいるのに?って考えよう!これはやばいww」

ふだんから地震の少ない地域に住んでいると、どうしても意識せず生活してしまいがちですよね。正直地震なんて来ないだろうと思ってました。

いまなら自分がいかに甘々な防災意識だったかよくわかりますけどね!笑

被災したらどんなことで困るんだろう?

喫茶ぽてこにて

ちょこみす

「うちオール電化だから、もし大規模災害で停電なったらどうしようもない…。カセットコンロはあるけど、そもそも冬の北海道で大地震来たら凍死しそう。灯油暖房だって余震怖くて使えないし。毛布とかカイロとか湯たんぽとかそういう防寒グッズとか用意しといたほうがいいのかな」

Tsumuri

「共働きで怖いのは、保育園に預けてる間に大きな地震が起きて交通機関がマヒしたらお迎えに行けなくなること。職場までは電車通勤だし近くに親戚がいなかったらこれほんとツラい。大阪北部地震のときは余震が怖くて1週間休みましたわ…」

ぽてこ

「外で働いてるとそれめちゃくちゃ不安やね…」

てるこま

「311を都内で経験したときは、夫の引っ越し作業真っ最中で電子レンジが足に落ちる寸前でした。あの時は食べ物一瞬でなくなったなぁ。スーパー・コンビニは大混雑と思うと買いに行けないですよね~」

ぽてこ

「うちも大阪北部地震の直後に近所のスーパーが数時間ですっからかんになってびっくりした!!」

Tsumuri

「ほんまに幼児連れスーパー無理だから備蓄してください…。特に水とか絶対運べないし、幼児の食べれそうなものから売り切れるよ」

てるこま

「ほんとですよね、争奪戦になった時のお姉さま方はおっかない。喉の渇きは辛いし、お水の量を見直そうかな」

本州の夏や北海道の冬など、電気に頼りがちな季節は停電が命取りになりかねないですよね。また子どもが保育園や幼稚園、学校などにいる間に被災した場合も合流できるまでは生きた心地がしないと思います。さらに生活必需品が品薄になることも多いようです。

このとき話題に上らなかっただけで、ほかにも困ることってたくさんあるんだろうな…

いますぐできる防災って?

喫茶ぽてこにて

ちょこみす

「近所の避難所どこかも知らないから、そういうところからだよね~」

ぽてこ

「とりあえず寝室だけは落ちてくるもののない安全な場所確保しといて。阪神淡路大震災の教訓」

ちょこみす

「布団にタンスが倒れて来ないようにはしてるけど、家具の耐震対策もひとつもしてないから、ぽてこさんの被災記事読んだとき、当たり前に家具固定しててすごいな〜って思ってた。被災したことあるかどうかって、意識にものすごい差を生むよね…

てるこま

「親がそれぞれ地震・台風被災経験あるので、そのまま鵜呑みにした準備をしています。家具の固定と高いところに重いものは置かない。それと備蓄ですね。カセットコンロや手巻き式の懐中電灯、人数分の1週間分の非常食と水1箱、大人用・子ども用紙おむつとかかなー。あとは充電関連強化したいと思ってます」

ぽてこ

「私も防災準備は同じ感じ!津波の心配がなかったり、マンションとかで家自体が壊れる不安が少ないのなら、何よりも生活必需品(食料含む)と光熱系アイテムをちゃんとストックできてるかが大事と思う。うちは基本ローリングストック法をベースにしてる。家族いるとけっこう備蓄いるんだよね…」

普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法をローリングストック法と言います。

まり

「義実家が311被災してるからすごく防災意識高いんだけど、自分の実家は驚くほど意識が低くてあんまり長居したくない…。津波はもちろんだけど液状化も怖いから、やっぱり避難経路は考えてしまう。実際子供と歩いてみたけど、高台への移動ってすごく大変だった。揺れが起きたらどの手段でどこへ行くか、脳内シミュレーションもしてるよ!なにも想定してないよりも、一度でもシミュレーションしておくだけでいざという時の行動はだいぶ違うよね

やっぱり家具の固定や、寝室の安全確認、食料や消耗品の備蓄って重要なんですね。そして事前のシミュレーション!わかってはいるけどなかなか行動に移せない、腰の重いちょこみす…。

どうせ地震なんて来ないだろうけど、せめて娘の離乳食くらいは多めにストックしておこうかな…と思ったこのときの自分、グッジョブすぎる

そしてこの会話から数日後、まさかの事態が起こってしまったのです…。

胆振東部地震で被災しました!

夜中に震度5の揺れ、からの停電

2018年9月6日、深夜3時7分。布団の中で眠りかけたころ、経験したことのない激しい揺れを感じました。揺れ始めて少ししてから、スマホの緊急地震速報が鳴り響き、パニックになりそうな気持ちを抑えつつ、とにかく横で寝ている娘を守りました。

激しい揺れの最中に外が真っ暗に。停電するなんて、もしやこれはやばいやつでは…?とひとまずスマホで情報収集。震源地では震度7と見ましたが、テレビが見られないので、はっきりとした状況はわかりませんでした。

当時喫茶メンバーはかなり密に連絡を取っていたこともあり、ひとまず無事である報告をすることに。

報告するより先にまりさんが心配してくれてました、深夜なのにw
喫茶ぽてこにて

まり

「ちょこみす、地震大丈夫!?」

ちょこみす

めっっっちゃ揺れたwwwwww人生初の5弱?5強?だった…防災グッズ買う…そして停電なうwwwwww(焦りすぎてパニック)」

まり

「ちょこみす起きてたー!生きてたー!よかったー!!!!wwwwwじゃないよ!ホント無事でよかったけど、余震もあるから室内でも安全な場所確保して!スマホ電池残量ある?温存してね??」

ちょこみす

「停電がいつまで続くのかが問題だけど(オール電化)、真冬じゃないしとりあえず大丈夫!でも、実家(マンション9階)のタンスは倒れたらしいよ。母寝てたら下敷きだったって。たまたま今日姉の家行っててセーフだったみたい…よかった。怖すぎる」

ぽてこ

ちょ、ちょ、ちょこみすーーー!!!言ってた話が起きて震えてる…とりあえず無事でよかった…」

みんなとふつうの会話をすることで、少しずつ冷静さを取り戻すことができました。非常時って、いかに精神を平常に保つか?って重要なんだなと実感。その後被害の大きさを知り、まさかの全道的に停電と聞いて、本当に被災してしまったんだ…と震えました。

こんなことなら、懐中電灯買っておくんだった!!!後悔は先に立ちません…

喫茶での防災トークが生きて備蓄はばっちり

喫茶ぽてこにて

ぽてこ

「とりあえず、おむつとか、ミルク、ベビーフードもしばらく店から消えると思うから覚悟しとくんだよ…」

ちょこみす

「ミルクとおむつは半月〜1ヶ月分はあるし、とりあえずバナナ3房あるし、飢え死ぬことはないから、大丈夫だよ〜!娘の水とお茶とベビーフードもめちゃくちゃ買い込んである!お湯も卓上ガスコンロで沸かせるからミルクもあげられるし。とりあえず2〜3日は停電でもなんとかなりそう」

まり

思ってたよりちゃんと備蓄あって安心した!ママすごい!えらい!!!娘ちゃんのごはんが一番困るところだから、そこが備えてあるだけで全然違うよね」

ちょこみす

「なんか、災害って、マジで突然くるね。みんなと防災の話してたから、たまたま週末にベビーフード大量に買ってたの!!!!!マジで助かった…みんなのおかげすぎる…」

あいあい

「数日前に話してたばっかりで、現実に起こって震えてるよ…。ストックあってよかった!」

そう、まさに喫茶での会話のおかげで、直前に色々とストックしていたため、子ども関連のものは全て揃っていたのです。とてもラッキーだったと思います。基本的に運だけで生きているようなタイプですが、まさかこんなところでまで発揮するなんて…。笑

思い立ってから行動するまでの速さには定評があります!(思い立つまでが長いんですけどね…)

夜が明けて、喫茶メンバーからたくさんのアドバイスが!

喫茶ぽてこにて

ぽてこ

「とりあえず今すぐお風呂に水貯めとこう!水濁ったり、あとから止まるかもしれないよ?そして明るいうちに夜の明かりをどうするか考えておこうね。懐中電灯などのランプとペットボトルでランタンになったりするよ。モバイルバッテリーは過信禁物!!!なるべく充電で動くもののバッテリー温存しといて。スマホは照明落とすとか長持ちするよう工夫。たくさんいじってる場合じゃないよw」

ちょこみす

「水は貯めた!今のところ水道は平気みたい。でも一応飲み水には使わないでおくね。いやー懐中電灯なくてもキ○ブレあってよかった…オタクでよかった…」※キン○レとは、ライブ等で使用する色を変えることのできるライトのこと。現場に行くオタクの必須アイテム

ぽてこ

「停電続くとお湯が出ないから、お風呂もどうするか考えなよ!水も止まるのは水道管破裂してるところ見つけてから止めるわけだから、これから断水十分ありえるから!!!ほんまに油断しないー!!!

Tsumuri

「お風呂は身体ふくだけでもスッキリするよ。お湯、これから余震もあるかもしれないから無駄遣いはできないけど、少量でも沸かせるなら温かいおしぼりつくるといいかもね。ガス1週間止まって自衛隊と銭湯にお世話になったわたしが言ってみる。あとは大人ふたりいるなら物資の確認したら買い出し優先かなー?」

ぽてこ

「そうだね、店開いたらすぐに買い出しも考えておいて。電池とか水とか、調理いらずのごはんとかすぐ売り切れるはず」

ちょこみす

「夜中旦那にコンビニ行ってもらったけど、近所のスーパー行ってみるよ~。めっちゃ混んでそうだけどねw」

ぽてこ

「あと、こどもを守れる何も落ちるもののない安全部屋つくって!しばらくそこからこどもは出さないように。それから地震保険のために、片付け前に全部証拠写真とってー!物が落ちたってだけで地震保険の対象になるから!!!お母ちゃんにも言っといて!!!あと念のためガソリン満タンに!!!」

Tsumuri

「安全と物資の確保とできたら、こどもが寝てるすきに大人も極力横になってね。3日くらいは火事場の馬鹿力出るけど、それ越えたら疲れが出てくるとおもう」

ちょこみす

「ありがとう!!参考にします!」

ぽてこさんとTsumuRiさんは、ともに大阪北部地震で被災されているだけあり、喫茶メンバーの中でも防災意識の高いお二人。そんな二人を含め、みんなからアドバイスや励ましを受けて、とても心強かったです。

【ぽてこさんの大阪北部地震記事はこちら】

マンション最上階で被災しました。震度6弱の直下型地震を2度経験して学んだこと
今まで住んでいる地域についてボンヤリとしか伝えてなかったと思うのですが、私は大阪北部に住んでいます。 (嬉しいことに笑、ネット上ではなぜか関西人っぽくないとよく言われます) そうです、今回の大阪地震の震源地です。 Twitter(@pote

【TsumuRiさんの大阪北部地震記事はこちら】

2018年大阪北部地震~2歳保育園児ママのその日防災体験談 | つむりのおと
【つむりのおと】こんにちは、つむりです。 2018年6月18日7時58分、大阪北部地震が発生しました。震源は大阪府北部(高槻市)、地震の規模はM6.1、最大震度は6弱でした。 ちょうどその時刻、私は最大震度を記録した地域にいて、保育所に娘を預けようとしてま

そしておよそ2日後、停電から復旧

【地震発生からおよそ1日後】

喫茶ぽてこにて

ちょこみす

「みんな!!わたしは元気です!!スマホの充電は余裕なんだけど電波がなくて困ってた〜。ラインもつながらなくて昼間は電話がたまにつながるくらいだったよ。いま2本くらい立ってて、ようやくネット見れてる。運良く物資も困らない程度にあるし、オール電化だから300リットルの温水があって、シャワー入れた!オール電化捨てたもんじゃないね。上下水道も無事だし、ほんと特になにも困ってないよ!電波ないのと暗いことくらい!」

ぽてこ

「ちょこみすーーー!!心配してた!!本当に良かった…。貴重な電池と電波を喫茶のためにありがとうー(泣ける)そうそう、エコキュートこういうとき助かるよね!うちも新居で災害対策も兼ねてエコキュート使う予定でいるよ」

ちょこみす

「このさき何週間かスーパーが品薄になるだろうから、これからの食事のほうが大変かもだわ。懐中電灯なくてもキ○ブレ二本と物置に付けてた100均のライトで事足りてて、鍋用の卓上コンロでお湯沸かしてミルク作って、うん、ラッキーが続いたなあ。とにかくはやくWiFiがほしいwうちは火事くらいしか急いで飛び出るような避難はないと思われるので、停電復旧のときの火災とかには用心します!」

Tsumuri

「元気でよかった、おかえりちょこみす!たいへんなのに報告ありがとう!ラインもつながらないって今までの地震とは少し状況違うね。物資あるならとにかく今は身体休めて!」

【地震発生からおよそ2日後】

喫茶ぽてこにて

ちょこみす

「みんな!!!ついに電気きたぞーーー!!!!!!ワイファイだーーー!!!!!!
喫茶メンバーみんな♡「よかったー!!おめでとー!!!」

そう、一番つらかったのはスマホの電波がないことでした。充電はあるのに…。災害の際は通話よりインターネット回線のほうが繋がりやすいイメージでしたが、大規模停電だとまた違うのかもしれません。

こうして我が家は40時間ほどの非常事態を過ごしましたが、幸運にも特別困ったことはなかったのです。

喫茶に参加できていて心からよかった♡と思った瞬間でした(そこかい)

まとめ:災害はある日突然やってくる

喫茶で防災の話題が出たとき、正直やっぱり他人事で、札幌に地震なんてこないでしょ、と思っていた自分がいました。みんな心配しすぎじゃない?震度5とか6とかきても、物くらいは壊れるかもしれないけど、死ぬことはないだろうし。そんな風に考えていました。

でもね、やっぱり一度被災すると、みんなもちゃんと防災してよね!!!ってなるんです。笑

災害って、本当にある日突然起こります。特に日本は災害大国、自力で避けるのは難しいですよね。そのためにも日ごろから、防災意識を高く持って、生活していきたいです。

結局まだ懐中電灯を買ってないわたしが言うなって感じですけどね!買います…

みなさんもこれを機に、ぜひ防災について考えてみてくださいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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