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出産後イライラするし攻撃的になった!ガルガル期を経験したママ達が初マタさんに伝えたいこと

出産後イライラするし攻撃的になった!ガルガル期を経験したママ達が初マタさんに伝えたいこと 妊娠・出産
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まさか出産後、大好きなオットと離婚騒動になるなんて。怒涛の1年を過ごした羊子です。

はじめての妊娠、出産、子育て。

はじめてのエコー写真、辛いつわり、子供の性別がわかったとき、胎動を感じたとき、出産準備など、ひとつひとつがはじめての連続ですよね。

我が家も幸せの絶頂だったのです!このときは。

なのに気付いたら、離婚騒動に発展していました。

『どうしてこんな風になってしまったんだろう』『こんなはずじゃ…』と悩んでいたところ、なんと!喫茶の中にも同じ体験をしたママが多数いたのです。

今回は実は知らない、だからこそどうしてもお伝えしたい、出産後、夫婦の危機を乗り越えたリアルなママたちの実体験をお届けします。

そして今振り返ると、知識を持って、シミュレーションがしっかり出来ていれば…と反省点がたくさんあるので、我が家のようにならないで欲しい、というのが切なる願いです。

ぜひご夫婦で一緒に読んでほしいです。
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出産直後に離婚話!?夫婦を襲う数々の危機

待望の赤ちゃんが生まれて最高潮の幸せを味わっていると思います。

もちろんこの時は、我が家も幸せの絶頂の中にいました。

それが日々の生活が始まってまもなく、夫婦の離婚危機問題が浮上しました。(もちろんハッピーのまま過ぎる夫婦もいますが…)

里帰りから帰ってきた場合は、特に注意が必要だと思います。

出産後は、いろんな問題を抱える夫婦が急増する時期でもあるからです。

「ガルガル期」や「産後クライシス」といった言葉があるのをご存知でしょうか?

ガルガル期とは?

「ガルガル期」とは、出産後ママが自分の子供を守るために周囲の人に対して攻撃的になったり、情緒不安定になる期間のこと。ホルモンの変化や本能的なものが影響していると言われています。

今でこそ『あの時はガルガル期だったのか』と思えますが、当時そんな言葉自体知らなかったので、自分自身の感情の変化に本当に戸惑いました。

妊娠中に産院でパパも参加の学習プログラムがあって、ほとんどの母親は基本攻撃的になるから旦那さんは受け入れてくださいって話があったよ。陣痛を起こしたり、母乳を出すオキシトシンってホルモンによって、攻撃性もでちゃうんだって。
出産後に旦那さんが非協力的だと、本能的に『こいつは敵だ』ってインプットされるから、産後離婚率が高いらしい。

産後クライシスとは?

「産後クライシス」は、もともとNHKのテレビ番組が生んだ造語で、「出産後に急激に夫婦仲が悪化する現象」のことを指しています。(2012年)

これ結構反響呼んでましたね。一緒に見ていたママ友と『これこれ~!』って共感しまくってました。

初めての出産。それは夫婦にとってもっとも幸せな瞬間のはず。しかし、それが不仲の始まりになることもあるのです。民間の研究機関の調査で『出産後妻の夫への愛情が下がり続ける』ことが去年、明らかになりました。 しかも専門家によれば産後にいったん下がってしまった愛情はその後、ほぼ回復することがないといいます。産後は夫婦の愛情にとって危機、この現象を今回「産後クライシス」と名づけ、「あさイチ」で取り上げました。

慣れない子育てや寝不足からすれ違いが増え、最悪の事態になることも。

産後うつとは?

産後のうつは体調や生活リズムなどが大きく変化することなどで起きるとされています。

専門家や関連する学会のガイドラインによりますと、主な症状は不眠や食欲の低下、それに興味や喜びといった感情の喪失などで、母親としての責務が果たせていないなどといった自責の念があらわれることもあります。

この記事にもある『おそよ9割のママが、産後に不安や孤独を感じた』と答えているように、命を扱う責任や見えない不安、孤独を目の当たりにする時期でもあります。
今までの環境が大きく変わる中で、『不安になることは通常のことなんだ』と認めると、少しだけ気持ちが軽くなりました。
ただ『産後うつ』は治療が必要になる場合もありますので、一人で悩まずに市の相談窓口などを利用することをおすすめします。

産後の離婚率の実態

離婚に至る原因が産後クライシスかどうかまでは不明ですが、「母子家庭になった時期(離婚)」を厚生労働省が調べたところ、赤ちゃんが0~2歳の間に離婚をしている家庭が一番多いという結果も出ています。(※平成23年の調査結果)

【実録体験談】ガルガル期を経験したママたちのリアルトーク会

喫茶の中にも、同じような体験をしたママがたくさんいたので抜粋しました。

(プライベートな話のため、匿名アイコンにしてあります)

【ガルガル対象者➡夫(旦那)】どんなことにイライラ、もやもやした?

喫茶ぽてこにて

A子

「子どもが抱っこ魔だったのとワンオペで、すごくしんどくて…そのストレスはすべてオットに向きました。しかもオットが察しの悪い方だったから、もう地獄絵図でしたね。一時オットまで産後鬱っぽくなったし、いまだにしこりは残ってると思う。」

B子

ガルガル期って明確な理由がなかったのに攻撃的になってたなー。オムツ替えもしてくれたけど付け方が気に入らんとか…娘が全然寝ない子だったんだけど、寝かしつけ手伝ってくれてオットの抱っこで寝たら、なんで私の抱っこで寝てくれないの?って腹立てたり…すごい理不尽な怒りをぶつけてた。夜中に娘の泣き声では目が覚めなかったけど、私の溜息が聞こえたら飛び起きてたってオットに言われたよ。

C子

「妊娠出産っていくら健康な人でも結構メンタルの部分で振り回されたりするし、コントロールがきかないところもあると思うんですよね。だから『うちに限ってそんなことはありえない!』と決めつけるのではなく、『ガルガルする可能性もあるかもしれない』と思っておいた方がいいと思います。これは妊婦さんだけでなく、支えるオットや家族もね。ガルガルを知ってるだけで、初動対処が早いと思うし、産後うつへの対処もできるのではないかな?」

【ガルガル対象者➡実父母・義父母、潔癖症】どんなことにイライラ、もやもやした?

喫茶ぽてこにて

D子

「里帰り出産で産前から実父にガルガルしてたよ。返事もろくにしない、邪険に扱う、と今思えばお世話になってるのにひどい態度…そのあと私からごめんなさいしてなんとか関係修復しました。」

E子

「うちも実父だったなぁ。父が『おっぱい出てないんじゃないの?』って度々言ってきた。父が帰った後、夜中に皿洗いしながらそのことを思い出したら、過去のガルガルネタまでもが走馬灯のように流れてきて、しくしく泣いたのを覚えてる。まぁ今となってはもう笑い話だけどね。」

F子

「出産翌日に義両親が病院に面会に来てくれたんだけど、義母が突然『私がマミーよ~』って言い出して『は?』ってなった。どうやら【おばあちゃん】が嫌でマミーって呼ばせたかったらしい。結局その後グランマに落ち着いたけど、その時は尋常じゃないくらいイライラしたな。多分『この子は私の子!』って意識が強かったのかな…泣きそうにもなったし。振り返るとあれはガルガルだったと思う。ちなみに今は関係良好です!」

G子

「私は産後超潔癖になってしまって、おむつケーキを汚いと思った。誰が触ったかわからんオムツは使えん!みたいなw(今じゃ考えられないよ、今なら普通に使える)毎日掃除機→雑巾がけしてたし、除菌スプレー振りまくってたし、気持ち悪いくらい掃除してた。(その割には哺乳瓶の消毒はせずに食洗機任せという)自分でも当時のわたしおかしいって思う。

H子

「義母は洗剤を使わない主義の人で、衛生面が心配で息子を連れて行くのが不安になりました。前の自分ならお義母さんのお好きに~って思ってたし、なにより義母自身が『H子さんは好きに洗剤使ってね~!』と言ってくれてたのに…無理でしょうがない。とにかく嫌悪する感情を取り去れない自分に戸惑いました。帰省して歓迎を受けつつも、衛生面で終始ハラハラして本当〜に疲れた!今ならあの頃は特別だったなーと思えるんだけどね。」

夫婦の危機、カギを握るのは夫!?

  • 自分にも相手にも、モヤモヤして辛かった
  • 今振り返ると、あの時の感情は特別だった

当時を振り返ったメンバーのみんなは『今となっては笑い話』と言ってます。しかし、その時はどうしようもできなかったことも事実なのです。
『え?こんなことでイライラするの?』と思った方も多いと思いますが、そうなんです。
ガルガル期は、些細なことが気になってたまらなくなるのです。
夫の皆さん!
妻がイライラした時こそ、夫のみなさんの出番ですよ。
そして何より、夫の協力が必要不可欠です。
『あ、これが言ってたガルガル期か!』と余裕を持って対応してくれると、お互いイライラしなくて済みますし、妻の態度や対応も落ち着くはずです。

妊娠中に夫婦で話しておくと、イメージが出来るので強くおすすめします。
『こんなんあるんだ』と知っておくだけで、気持ちも軽くなりますしね。

産後離婚危機まで訪れた我が家の反省点を振り返る

  • 『ガルガル期』という、ホルモンの影響で些細なことにも感情的になり、コントロールができない実例を知る
  • 出産後、急激に夫婦間の愛情が下がり離婚危機になる『産後クライシス』というものがある
  • 『産後うつ』には要注意、専門機関に相談してください

すでにここまでの知識を持っていただいたので、問題はそれに対してどう対処していくことか、だと思います。

これらの問題は災害と同じように、しっかり話し合って事前対策を取ることで、被害を最小限にできるはずです。

具体例として、我が家の離婚騒動から終息に向かった理由を載せておきます。

離婚騒動から嘘のように元に戻ったんです。
激しいわたしの性格もあるかもですが…

ガルガル期・産後クライシスはいつまで?我が家の場合は1年でした

正確に言うと、今も『ガルガル期・産後クライシスが完全に終わった』というわけではありません。

たまにどうしようもないことでイライラしてしまうときもあります。しかし1年が経ち、自然と自分の感情コントロールが出来るようになり、『離婚危機』を乗り越えてからは、気持ちに余裕が生まれました。

呪縛が解けたかのように、気持ちが軽くなりました。
まるでアンビリー体験を味わったような気持ちです。
でも本当にアンビリー体験をしたのは、『オット』かもしれませんねw

【解決策】お互い、思いやりが欠けていた

じっくり話し合ってわかったことは、『お互いに対して思いやりが欠けていた』ことが1番の原因でした。

(ホルモンバランスの影響もあるのですが、夫婦で力を合わせて乗り切れる!はず)

オット
妻の態度が急変したときは困惑しましたが、何をしても裏目に出てしまう。それが顔を合わせる度になるとげんなりしてしまいました。今思うと急変した時にしっかり向き合わなかったことを後悔しています。

慣れない育児に四苦八苦で、オットに対しても過剰に完璧を求めすぎてました。冷静になり、その時のオットの状況を考えると申し訳なさでいっぱいです。(言い方も含めて)だけどあの時は本当にそんな余裕もなかったんです。

出産してから確実に夫婦の時間はなくなりました。

すべてが子ども優先で、話題も子ども一色です。

それがいつしかすれ違いを招いていたのです。

仕事が終わって帰宅したオットに『おつかれさま』って言えてたかな、夜泣きが続いていても妻に『大変だったよね、おつかれさま』って気遣ってたかな…と。

ガルガル期がきても解決策はある!?

あの時に戻れるなら解決策は次の通りです。

 

  • 1日の中で夫婦の時間を作り、お互いの話を聞く時間を作る
  • 小さなことでもお互いを労い、感謝を言葉で伝える
  • もやもやすることはしっかり伝えて、解決策を考える(ホルモンバランスの影響によるものへの理解も)
  • 楽しい予定や今後のことを前向きに話して共有、共感する

これ、すべて思いやりなんですよね。

 

その思いやりと理解こそが夫婦愛を深めるはずです。

 

それが出来れば自然とガルガル期からの脱却を早めたり、和らげることが出来るはずです。

それでも気まずい空気が流れたら

今だからこそ冷静にこの記事を書いているわけで、「そんなこと分かってるんだよーー。でもイライラしちゃう」ってなってしまったら。

そんな時こそ余裕を持ってください。(特にパパのみなさん)

一言。
一言でいいので、台詞のように労わってあげてください。

ガルガルが終わって振り返ったとき、妻は夫の器の大きさと優しさを再確認し、愛が深まるはずです⁉
本当に感謝してますもん。

理想論ですが、相手が弱っているときこそ助けてあげたいですよね。

その思いやりで夫婦の危機は乗り越えられます。

「そんなに単純じゃない?」

いえいえ、思っているより実はとっても単純かもしれません。

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