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切迫早産入院を経験したママ3人の座談会!入院生活のリアルと前向きな過ごし方

切迫早産トラウマ克服!座談会①:入院決定までの経緯と入院生活の過ごし方 切迫早産トラウマ克服!座談会
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はじめまして。
愛息子と楽しく大騒ぎな毎日を過ごしている1児の母、てるこまと申します。
今でこそ賑やかな日々ですが、妊娠中はそれはそれは静かな生活でした。何故って、入院していたからです。いわゆる切迫早産という診断でした。
妊娠28週の妊婦健診で入院決定。
救急車で市外の転院先に搬送されて以降、2ヶ月と少しの入院生活。

クリスマスもお正月も初めての結婚記念日も大親友の結婚式の日もずーーーっとひとりで病室。途中、病院の事情で制限がかかってからは、面会は週1回にまで激減。

そんな妊婦時代を思い出しては、今日も今日とて喫茶ぽてこにて嘆く私。

見兼ねたマスターが、辛い思い出を乗り越えるチャンスを作ってくれたみたいですよ。

喫茶ぽてこにて

てるこま

「もはやトラウマ。心の傷。出産より妊娠の方が怖くなっちゃたかも。」

ぽてこ

「てるこまさん、大変な妊婦時代だったんだね…。うちの常連さんでも切迫早産で入院したママさんが2人いるよ。2人共とっても気さくで明るいから、お話ししてみてはどうかな?あなたを悩ませる妊婦時代のトラウマとお別れしてしまおう!!

あや

「こんにちは~。」

ちょこみす

「よろしく~。」

心優しいマスターのはからいの下、3人で心ゆくまでじっくりおしゃべり。すると、入院中に知りたかった情報が盛り沢山ではありませんか!

ということで、切迫早産で入院したママ達の経験談を全4部にわたって公開したいと思います。

題して切迫早産克服4部作

  1. 切迫早産経験ママ達が語る!入院の始まりとその生活
  2. 入院中の困った。その解決法とは?先輩ママさん教えて!
  3. 今だから気付けた入院・安静生活のメリット。先輩ママからのエール
  4. お金の不安解消!当喫茶店の顧問FP sonic先生の解説

記念すべき第1部の今回は【入院の始まりとその生活】

それではさっそく、おしゃべりの様子をのぞいてみましょう。

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切迫早産って何?入院決定のタイミングやきっかけを教えて!

喫茶ぽてこにて始まった、切迫早産経験ママたちの座談会。

まずは自己紹介かたがた、入院が決定した時のことを話し始めました。

喫茶ぽてこにて

てるこま

「私は28週の妊婦健診で、子宮頸管長が25ミリしかないことがわかりそのまま入院になりました。しかも今赤ちゃんが産まれても、その病院では対応できないということで転院決定!そのまま救急車で搬送→正産期で出産するまで…だから、2ヶ月と少しを病院で過ごしました。」

あや

「そうなんだ!私は妊娠初期の頃に鮮血が出て、自宅安静。でもその頑張り虚しく14週に入院になっちゃった。17週の時に退院できたんだけど、20週で再度出血するわで…まぁ色々あったよね。」

てるこま

「2回目に出血した後はまた入院したんですか?」

あや

「実は私が切迫流産・早産になったのって2人目妊娠中の時でね。上の子がいるとさすがにもう1回入院はできなくて、その後は自宅安静で乗り切ったよ。」

てるこま

「時期も症状も私とは全然違いますね~。ちょこみすさんは?」

ちょこみす

「私もてるこまさんと同じく妊婦健診に行ってそのまま入院のコース。きっかけは、頸管長が16ミリになっていたこと。30週~34週まで、4週間の軟禁生活だったよ。」

てるこま

「私はなんとな~くお腹の張りを感じていて、健診で自己申告したら頸管長が短くなっていることが判明しました。」

ちょこみす

「そこは私と違う!私はお腹が張るとか自覚症状はないけど、とにかく子宮頸管が短くなる謎タイプだった!同じ切迫早産でもほんっとみんな違うねw」

一口に切迫早産での入院と言っても、そのタイミングや症状は三者三様の印象。

ところで切迫流産・早産がどういう状態を指すかご存知でしょうか?

日本赤十字社のホームページを見てみると【流産・早産になりかかっている状態】と記載があります。

個人的には、かなりざっくりとした定義だなーwと感じてしまいました

ここには破水や子宮口の開き、私のようにお腹が頻繁に張ったりと色々な症状が含まれているんですね〜。

定義が広域だからこそ、入院になるタイミングや症状も人それぞれというのは納得!

座談会はまだまだ続きます。

ショック?安心?入院決定した時にみんなが感じたこと

突然の入院となった私。正直、その時は先生の話しを理解するのが精一杯で気持ちがついていきませんでした。

一方で喫茶ぽてこのママ2人は、あらかじめ入院が予想できたところがありましたね。

いざ入院が決定した時、どのように感じたのでしょうか?

喫茶ぽてこにて

あや

「率直に『やっぱりか…』って思った。それから『これでやっと赤ちゃんを守れるんだ』ってちょっとホッとしちゃった。」

てるこま

「入院になって安心したっていうこと?」

あや

「うん。私、初期から出血していたから安静指示も出ていたし、健診も週1だったのね。でも上の子がいるからそうそう横になってもいられなくて。そのことを正直に話す度に看護師さんに怒られてさ~。入院前は上の子のせいにしたくない気持ちと、赤ちゃんを守れていない罪悪感の間ですごく辛かったの。そういうわけで安心したってこと。」

てるこま

「うんうん。」

あや

「それから当時は、両親・義両親は共働きで旦那も単身赴任中という1人で全部やってる状況だったからね。入院なんて絶対無理って思っていたけど、家族やママ友含めて周りに頼っていいって思ったらすご~く楽になった。周りからも入院中は赤ちゃんのことだけを考えてあげてって言ってもらえて、それも安心したな~。」

てるこま

「私も妊娠中は必要以上に頑張っていた気がするな。そんな時に周りから『頼っていいんだよ』といわれると心底ほっとするかも。ちょこみすさんは?」

ちょこみす

「入院のことを告げられた時、先生の前で泣きそうになった!というのも、初めて頸管長の短さを指摘された1ヶ月前から自主的に自宅安静をとっていたのね。その間である程度の覚悟は出来ていたんだけど、2週間後の健診で頸管長が少し戻ってきていて~…ちょっと期待しちゃったの。それが結局入院になっちゃったわけだから、上げて落とされた感じでもう本当にショックだった!」

あや

「それはショックだね~。」

ちょこみす

「産まれて初めての入院も不安だったけど、自分と赤ちゃんの状況を検索しまくって不安に負けないようにしてたよ。でも私ストレスにめっちゃ弱いからさ。自分のストレスの心配もしてたw」

ここでもみんなそれぞれの感想ですね。でも、個人的には大きな収穫がありました。

それは、みんなも赤ちゃんへの想いと自分の間で気持ちが揺れ動いていたこと!

実は私、『退院したい・入院のストレスから解放されたい』この感情にかなり振り回されていたんです。

あやさんのお話にもありましたが『入院=赤ちゃんに安全な環境』ということ。

それをわかっているつもりでも、自分も辛い。そんなことを思う自分が赤ちゃんに対して申し訳ない。

2人も同じようなことを感じていたのを知って、自分だけじゃなかったんだ~ってほっとしました

もしも、同じようなことで悩んでいるプレママさんがいるなら『みんなそういう風に思ったことがあるんだよ!』ということが伝わればいいなと思っています。

入院生活ってどんな過ごし方をするの?治療の内容や暇つぶしの方法について話してみた

ここまで、入院の経緯やその時の気持ちについてお話しました。

では、切迫早産の入院生活って実際はどんな感じなのでしょうか?治療や1日の過ごし方についてお話ししてもらいましょう。

しんどいのはどっち?点滴治療or内服治療

切迫早産は、安静と必要に応じて投薬治療があります。私も入院が決定になると、すぐに点滴開始。

これが厄介な薬で!

動悸・手足の震え・吐き気や発熱など、とにかく副作用がてんこ盛り。

人生初の点滴に、初めこそちょっとテンション上がったけど…
副作用と、なにより繋がれていること自体がかなりうっとうしい!
点滴は本当にしんどかった…

治療法には他にも『内服』という方法があります。内服って、点滴よりはしんどくないんじゃないかなーと気になっていた私。

そこで、内服治療経験者のちょこみすさんにお話しを聞いてみました!

喫茶ぽてこにて

ちょこみす

「てるこまさん。内服には内服の辛さがあるんだよ…。」

てるこま

「そっそうなの!?」

ちょこみす

「私も最初の3日こそ点滴だったんだけど、お腹の張りも無かったしその後は内服に切り替わったの。でも、入院なのに内服で安静って言われるとむしろしんどかった…。」

あや

「それはわかるかも。」

ちょこみす

「ね~。薬飲んで寝てるだけなら家帰りたいー!帰りたいーーー!!って毎日思ってたよ。病院にいるのと自宅安静とで何が違うのかなって。」

てるこま

「それはそう思っちゃうよね~。それでどうしたの?」

ちょこみす

「えっと…退院しちゃった☆」

てるこま

「え~っ!!」

あや

「その後は自宅安静?」

ちょこみす

「それがね…退院したはいいものの、自宅に着いた途端にそれまでなかった出血があったの!もう、それ見た瞬間色んな意味で泣いたよね(笑)結局そのまま、同日に再入院。まぁお蔭で入院に対しての諦めもついたんだけど。あれはなかなかレアな体験だったわー、といまなら笑えるんだけどね。当時は辛かったよ~。」

実はちょっとだけ、内服はそんなに辛くなかったよ!という答えを期待していました。

というか、退院して即日出戻るってかなりレジェンド妊婦だと思うのですが…内服、恐るべし。

結論。
内服も点滴もどっちもしんどい。

自由を奪われるけど治療の実感が強い点滴と、退院への期待を強く抱いてしまう内服。

治療法は自分で選べないからこそ、『こうだったら…』と考えてしまいがち。

入院中の私が内服派の辛さと頑張りを知ったら、逆に大きな励ましになっていただろうなぁと思いました。

入院中、余りある時間をどうやって暇つぶししていたの?

家事から解放されているとも言えますが、とにかく1日が果てしなく長~い入院生活。

当時の私の1日はというと…

  • 6時:起床
  • 食事3回・検温・血圧測定・NST(日による)
  • 21時:消灯

1日の予定がこれだけって、相当暇だということがおわかりいただけますでしょうか?

このほかに診察とシャワーが週2~3回あるけど、とにかく暇!
人と接することに飢えてるから、面会前後のテンションの落差が凄かったですw

この果てしない時間とみんなはどう戦っていたのか。聞いてみることにしました。

喫茶ぽてこにて

てるこま

「みんなは入院中、どんな風に過ごしてた?」

ちょこみす

「スマホで動画を見たりラジオ聞いたりゲームしたり…1日が長かったよね。ネットはデータ容量の不安なく使いたいから、縛りなしWiFiを用意できているとすごく心強いと思う!」

あや

「私は個人病院だったから、個室でテレビ見放題!あとは某海賊漫画をママ友に借りてきてもらって全部読んだり。こんなにのんびりした時間は二度とないから割り切って楽しむ努力をしたよ」

てるこま

「あやさん前向き!私は入院してからはすごく心配症になって、検索魔に拍車がかかってたなぁ。」

ちょこみす

「私も。お腹の赤ちゃんは無事なのか…今日陣痛が来たらどうしようって思って、いろんな切迫早産経験ママのブログを読みまくってた!」

あや

「私も同じ境遇の妊婦さんの話や2chの切迫入院スレ・知恵袋はチェックしてたよ。不安は不安だもん。入院を乗り越えて無事に退院・出産している人の体験談を読むと、私も大丈夫だ!という気持ちになったなー。」

ちょこみす

「そういう人のブログを読んでは、最悪生まれても今の医療なら助かる、それに予定日超過する人もいるらしいし!って自分を奮い立たせてたよ。あとはよく寝ていました。妊婦ってすごい眠れるよね。」

あや

「うん!本当に寝れる!妊婦の眠気すごい。」

てるこま

「みんなすごい前向き!気持ちを切り替えるって大事だね。」

入院はただでさえ暗い気持ちになるので、前向きな気持ちでいられる努力って必要ですよね。

もちろん身体を動かすことはできないけどマンガ読んだり映画を見たり…考えてみれば、人生でこんなに自由な時間をもらえることってそうそう無いことかもしれません。

ポジティブな2人のどうせなら楽しく過ごそうという気持ち。入院中に気付けたらよかったことの1つです。

まとめ:切迫早産をトラウマにしないために

みんなとの座談会でわかったこと
  • 突然のケースや予想がつくケースも。入院のきっかけは人それぞれ
  • 自分と赤ちゃんの間で気持ちが揺れ動いたことがあるのはみんなも一緒
  • 楽な治療はないw
  • 『入院生活=めったにないのんびりした時間』と切り替えてみよう

突如始まる入院生活。

始まり方や治療はそれぞれでも、入院中の不安な気持ちやその解消法は3人で共感する点がたくさんありました。

先の見えない入院生活、不安になることは誰でもあります!

そんな時に切迫早産を乗り越えた喫茶ぽてこのママ達の経験談が、励ましになればいいなと思っています。

次回は入院中の問題とその解決策について。こちらも濃~い内容ですのでお楽しみに!

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